漁業事業

巻き網漁業は4月から12月にかけて行われ、アジ・サバ・イワシなどを対象としています。海が安定している期間に行うことが多く、大量の魚を効率よく捕獲できるのが特徴。探索船で魚の群れを探し、灯船の光で魚を光で集め、網船で魚を捕獲し、運搬船が漁獲物を運ぶという分業体制で行います。

1月から3月にかけて行われ、主にトラフグを対象としています。長い縄に多くの針を付けて行う漁法で、狙った魚を効率的に捕獲できます。寒い時期の荒れやすい海でも、安定して高価な魚を捕獲できる重要な漁法です。

冬季は海が荒れて漁に出られない日も多いため、岩ガキの養殖と出荷を行っています。漁業とは異なる技術と管理方法により高品質な岩ガキを養殖し、消費者においしい海の恵みを提供し続けています。養殖業の導入により、年間を通じて安定した事業運営が可能になっています。